2013年 10月 30日
Martin D-28 Authentic 1941
Martin D-28 Authentic 1941 モデル
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アメリカから1台、日本のクロサワ楽器さんから1台計2台、D-28 Authentic 1941が届きました。
とても素晴らしい楽器です。
トップはアディロンダックスプルース、バックとサイドはマダカスカル•ローズ、ネックはマホガニー、指板はエボニーです。ニカワで接着していて、アジャスタブルネックではなくTバーのネックです。つまり1941年の頃の製法をまねて全てにわたってのレプリカなのです。2013年はじめにアナウンスされて、出荷は6月過ぎてからで、日本の総代理店のクロサワ楽器さんに約5本ほど入荷しました。海外ではほとんど出回らず、10月の下旬になってチラホロ見かけるようになりました。
アメリカから来た方のD-28 Authentic 1941は3月にオーダーして10月の末にやっと手元に届きました。



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 クロサワ楽器さん経由のD-28A41です。12フレットのダイヤモンドインレイの間隔が狭いのですが、多分相当初期のロットになるのではと思います。Serial #16666XXです。
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 アメリカの楽器屋さんから届いたD-28A41です。12フレットのインレイの幅は正しい幅になっています。
Serial #16762XX
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とてもバランスがいいですね。この2本のシリアル番号はすでに1万も離れています。現在販売されているD-28A41は169XXXXあたりもあるようです。
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 使って不便な事:これらのAuthentic D-28はチューニングがあまいと言うか、しばらくすると音程が1/8から1/4音ぐらい下がります。ウェバリーの糸巻きがあまいのか緩んできます。この糸巻きは最初から固く締め付けられています。とても固くて回しにくいのですが、緩むからかもしれません。うまくいくか分かりませんが、10年くらい前に買ってあるウェバリーの糸巻きと交換してみようと思います。(2014.2.10追加)ネックが細目に削られているのでネックの影響かもしれません。(2014.3.5追加)

 2014年NAMMショーで D-28 Authentic 1937が発表されました。どこが違うか。ブレーシングの位置がサウンドホールに近くなるため、簡単に言うと良く鳴るギターなのです。音の好きずきはありますが1937年モデルのほうが人気があると思います。(2014.2.10追加)

すべての写真はLeica M 240 Summilux 35mm 1.4で解放で撮影。

追記
 2014年にMartin D-28 Authentic 1937が発表されました。多分1937の方が人気があると思うのですが,これらの1941モデルを弾いていて思うのは、特別のギターだと思います。にかわで木を接着している事とトップの板にアディロンダックスプルースが使われている事、そしてネックがアジャスタブルでない点、ブレーシングはブリッジよりですが、それによって少し音量は下がるかもしれませんが、はですぎない音色で、なおかつトップ板が浮き上がりにくいことで弦高が低く保たれる事等スペシャルなギターだと思います。1950年代のD-28もいいですが、このAuthenticシリーズは特別だと思います。(2014.3.5追加)


by yukimune3 | 2013-10-30 17:17 | ギター | Comments(0)


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